【書籍】デフ・ヴォイスの続編、『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』
以前、当ブログで、書籍「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」がとってもイイ!という記事を書かせていただきました。
その続編が出ます!
(東京創元社様HPより)
前作は、たまたま気になって手に取った本が大当たり!という出会いでしたが、今回は、縁あってちょこっと作品の完成に関わらせていただきました。
刑事関係の部分について、好き勝手、個人的な意見を言わせていただいただけなのですが、発売前に原稿を拝読できるという、一人のファンとしてとても贅沢な経験をさせていただきました(*^^*)
今回は、聴覚障害だけでなく、発達障害や場面緘黙症(聞き慣れない方も多いのではないでしょうか)が物語に大きく関わってきます。
前作同様、著者の丸山正樹さんがいろんな取材等を重ねて書かれたんだろうなと感じる、とても考えさせられる内容でした。
そして、何より、前作同様、ミステリー小説として、どういう展開になるのか読んでいてワクワクします!
↓ ちなみに、こちらで先行して公開されていた第一話が読めます。
【特別読み切り】丸山正樹「弁護側の証人」|Special|Webミステリーズ!
丸山さんから書籍をご恵贈いただいたので、改めて、一読者として楽しみたいと思います★
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【ドラマ】法医学と「アンナチュラル」
今シーズンの個人的2大ドラマは「99.9」と「アンナチュラル」。
「99.9」は前回からの期待を裏切らないクオリティ・おもしろさでしたし、
「アンナチュラル」は何気なく見たら、期待をはるかに上回るおもしろさでした!
昨日は「アンナチュラル」の2回目だったのでまずはそちらから。
アンナチュラルは法医学をテーマにしたドラマ。
刑事事件(特に殺人などの重大事件)を扱う弁護士なら必ず法医学と向き合う場面が出てきます。
法医学者がどんな意見を言うかによって、他殺なのか、自殺なのか、あるいは病死なのかという方向性が決まる重要な位置づけ。
一方で、同じ状態を見ても、法医学者によって意見が異なることは珍しいことではありません。
弁護人は、専門家である法医学者の方の意見について「通常行われるべき検査が行われているか」「合理的な推定がなされているか」といったことを法医学の素人なりに文献を読み漁って検証し、あるいは他の法医学者の方の協力を得ながら検証していくことになります。
ということで法医学は関心のある分野。
“どんな感じかな~、「科捜研の女」(←これも好きです)みたいな感じかな”と思いながら見たところ、1回目も2回目も先が予想できない(何度もひっくりかえしてくる)おもしろさにハマりました☆
ついでに法医学の知識を楽しみながら身に付けられたらラッキー笑。
次回は、予告編によると、法廷シーンが出てくるみたいなので、それも楽しみです。
法廷シーンのクオリティによって、「リアリティ」への本気度が伝わってくるのが「99.9」。
ドラマはドラマとして楽しむ派なので、リアリティに欠けてもそれはそれで楽しむのですが、リアリティがあると別の楽しみ方ができますし、安心感があります。
ちなみに先日の「白日の鴉」はとってもおもしろかったけど、法廷シーンはリアリティに欠けてはいました。
ドラマスペシャル 白日の鴉|テレビ朝日
行き当たりばったりな公判の展開とか、検察官が怒りすぎ、とか(現実でも怒りすぎな検察官はいるけど ^^;)。
とはいえ、これも痴漢の冤罪という身近なテーマを扱っていて、背景を探っていく、というドキドキのドラマ展開を楽しみました^^。
「アンナチュラル」、最終回まで見たいドラマの1つになりました★
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【書籍】『刑事手続の新展開』発売 ★目次あり
『刑事手続の新展開』(三井誠・渡邉一弘・岡慎一・植村立郎編、成文堂)が刊行されました。
下巻に、当職の論文「精神鑑定―弁護の立場から」が掲載されております。
また、上巻には、弊所の坂根真也弁護士の論文「強制捜査と任意捜査ー弁護の立場から)、下巻には同じく坂根真也弁護士の論文「違法収集証拠証拠の排除―弁護の立場から」も掲載されております。
この書籍は、各テーマについて、裁判官・検察官・弁護士が執筆するという体裁になっているところが特徴的です。
執筆から刊行までに若干のタイムラグがありましたが、現役で刑事裁判に携わる各当事者の立場から意見を述べているということで、参考にしていただける部分もあるのではないかと思います(ちょっとお高めではありますが)。
http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/031995.html
ちなみに、なぜか本日現在、下巻は目次の紹介がされていないので、ざっと目次を紹介させていただきます(誤字等あったら申し訳ありません…)。
(上巻の目次はこちらをご参照ください↓)
http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/031990.html
*****目次(『刑事手続の新展開・下』)*****
(以下、J=裁判官、P=検察官、B=弁護士を指します。)
第3編 公訴・公判
16 検察官の訴追裁量
P:岡本 章
B:西村 健
J:國井 恒志
17 公判前整理手続① 争点整理等
P:伊藤 栄二
B:菅野 亮
J:植村 立郎
18 公判前整理手続② 証拠開示
P:村中 孝一
B:宮村 啓太
J:佐藤 弘規
19 訴因の特定・変更
J:下津 健司
P:上冨 敏伸
B:岡 慎一
20 被告人の身体拘束
B:竹之内 明
P:吉川 崇
J:栗原 正史
第4編 証拠
21 証拠調べの在り方
J:西田 眞基
P:村中 孝一
B:秋田 真志
22 証人尋問・被告人質問と供述調書
P:菊池 浩
B:髙野 隆
J:菊池 則明
23 精神鑑定
J:岡部 豪
P:田野尻 猛
B:久保 有希子
24 自白の任意性、信用性
J:半田 靖史
P:保坂 和人
B:小坂井 久
25 違法収集証拠の排除
P:渡邊 ゆり
J:中谷 雄二郎
B:坂根 真也
26 情況証拠による事実認定
P:佐藤 淳
B:角田 雄彦
J:國井 恒志
第5編 裁判・上訴・再審
27 評議
J:大西 直樹
P:東山 太郎
B:神山 啓史
28 量刑
B:岡 慎一・神山啓史
J:河原 俊也
P:東山 太郎
29 上訴審
J:村瀬 均
P:高﨑 秀雄
B:大橋 君平
30 再審
B:笹森 学
J:神田 大助
P:濱 克彦
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【書籍】PRESIDENT&裁判員裁判の量刑Ⅱ
書籍の紹介シリーズ。
1.PRESIDENT
ちょっとご紹介のタイミングが遅れましたが、
PRESIDENT2017年10月16日号に、弊所の坂根真也弁護士へのインタビュー記事が掲載されました。
PRESIDENT 2017年10.16号 | 書籍&雑誌 | PRESIDENT STORE
痴漢事件について、4頁にわたって掲載されています^^
一番大切なのは、
とにかく弁護士が来るまでは何も話さず
黙秘で頑張っててね
ってことかなと。
2.裁判員裁判の量刑Ⅱ
こちらは、弊所の坂根真也弁護士、山本衛弁護士、そして私の論文が収録されている書籍です。
『裁判員裁判の量刑』を出版した後も、様々な裁判例を分析し、新たにまとめなおした1冊です。
Ⅰを単に改訂したというものではなく、新たな裁判例を中心に掲載した他、論文等もすべて新しいものとなっています。
Ⅰをすでにお持ちの方もぜひご参照ください☆
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【刑事弁護】接見禁止撲滅キャンペーン、はじめました。
「季刊刑事弁護」で、接見禁止撲滅キャンペーンがはじまりました!
最近、徐々にではありますが、勾留の却下が増えたり、保釈が増えたり、という傾向が見られます。
それに対して、全く改善されないのが、接見禁止。
およそ接見禁止が必要ないと思われれるような事件でも安易に接見禁止がつき、事件とおよそ関係がない家族との面会も許されないことが多々あります。
弁護人以外に会えないというストレスは相当なもので、裁判を戦っていくうえでマイナスになることは明らかです。
そこで、今回、全国の実情を調査するともに、接見禁止撲滅の動きを加速させるべく、「接見禁止撲滅キャンペーン」と題し、レポートを募集することにしました。
締切りは来年の1月5日ですので、まだまだ時間があります。
ぜひ、不当な接見禁止に対し、積極的に解除を求め、ご報告ください☆
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【ディフェンダーゼミ】第8回は9月7日、テーマは示談交渉です
ブログでの告知はギリギリになりましたが、第8回ディフェンダーゼミ、9月7日に予定しています☆
テーマは示談交渉。
弊所の弁護士が被害者役をし、参加者の方に弁護人役として模擬の示談交渉を行っていただいたり、弊所の弁護士の交渉経験をお話ししたりする予定です。
日 時 9月7日(木)午後6時00分~(2時間程度)
場 所 弁護士会館(東京) 10階 1002号室
新人弁護士の方などから、参加していいのかな、怖くないかな…などという声を聞くこともありますが、取って食ったりしません。
ぜひぜひお気軽にご参加ください(^^)
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【雑談】司法修習修了10周年
司法修習が修了して早10年が経過。
ということで、10周年の同窓会的な行事がありました。
全国から弁護士・裁判官・検察官・その他の旧60期同期と担当教官が熱海に集結。
ただただ懐かしく、再会を喜び合いました。
弁護士会が一緒だったり、
東京付近の同期でのクラス会で会ったり、
出張先で同期に会ったり、出張に来た同期と会ったり、
遠方の同期から仕事の紹介を受けたり、紹介したり
ということはもちろんありますが、
修習以来、10年ぶり!という人も少なくありません。
新人弁護士として始まった最初の10年は、あっという間でした。
事務所を移籍している人、独立した人、法曹以外のやりがいを見つけた人、
それぞれの道を歩んでいました。
と同時に、良い意味で皆変わらなくて、ほっとしました。
「同期」というのはちょっと特別な存在です(少なくとも私にとっては)。
研修所の寮や教室で密度の濃い時間をともにし、悩みを共有し、一緒に勉強し、大いに遊びました。
その同期が全国各地で様々な方面で頑張っていることは、とても励みになります。
次は20周年の行事での再会となってしまう人もいるかもしれません。
10年後の自分が何をしているかなんで想像もできませんが、
少なくとも、堂々と同期に会えるような自分でありたいなと思います。
(ホテルの宿泊した部屋から)
ちなみに、大会会場&宿泊先である熱海後楽園ホテル、とっても素敵なホテルでした☆
特に子連れファミリーには快適なこと間違いなし。
温泉にベビー用のバスタブ等があることはもちろん、朝食に、離乳食のレトルトが!
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