【勉強】第9回司法精神医学会
★前のブログから過去の記事を引っ越しました★
昨日・今日と、第9回司法精神医学会に参加しております。
去年の金沢大会に続き、3回目の参加となります。
全国から精神鑑定を経験されている精神科の先生方が集まり、症例等の発表を聞くことはとても勉強になります。
いつも感じるのは、精神科医の中にも本当にいろんな考え方があるということ。
同じ事件に対する見方(病名から責任能力に対する判断まで)も様々です。
弁護士としてもそれを理解しておくことは、担当する事件で鑑定書を読み解いたり、鑑定人の先生方に接触したりする上でとても大切なことだと思います。
興味のある演題等はたくさんありますが、主に拝聴した(する)のは以下のメニュー。
シンポジスト:大善文男東京地裁判事、田岡直博弁護士、村松太郎医師、安藤久美子医師
■一般演題「精神鑑定」
会場ではちょうどニュースで見て買おうと思っていた書籍を販売していたので早速購入しました。
守秘義務との関係等、出版自体に対する賛否両論はあるでしょうが、1つの事件の精神鑑定書を出版したものはほとんどないため、貴重な資料とはなると思います。
早速ななめ読みしましたが、この事件の精神鑑定の困難さ、鑑定医の思考回路を知る手がかりになるように思いました。
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