【断捨離】新人弁護士の心得
頑張って断捨離をしています。
昨日の昼間は「4月は日割りでお願いします」と連絡することを検討していましたが、
なんとか31日は引き払えるような気がしてきました。
(泉岳寺も昨日、桜が満開に!)
第1段階:必要なものとそうでないものを細かく選別☆ →こんなことしてたら時間がない!
第2段階:思い切ってどんどん捨ててしまえ! →疲れた。腰が痛い。時間もない。
第3段階:とりあえず送ろう・・・。 ←今ココ。
昨日は書類を整理しているといろんなものが出てきました。
1つ1つ中身をチェックしていると、捨てられなくなりそうなので、
エイヤ!と捨てるよう努力しています。
物を処分しようとするときのいつものパターンなのです。
古本屋に漫画を売ろうと思って整理していると、
「最後に1回だけ読もう」と思って
読み始めると時間がとられる上、
「おもしろいからやっぱりとっておこう」と残してしまう。
ファイル名だけ見て5年間全く見ていないものは思い切ってどんどん捨てることにしました。
(物を捨てられる人にとっては当然のことだと思いますが、私にとっては断腸の思いです。)
その中に、最初の事務所のときの新人研修の資料がありました。
事務所では最初にがっつり毎日研修をし、最後には合宿まで行かせていただきました。
お勉強ものの資料はすべて捨てることにしましたが
ふと目にとまったのが「新人弁護士の心得」講義の手書きメモ。
マナーから仕事の仕方まで内容は多岐にわたります。
改めて読み直してみると、8年間の弁護士生活の中で、だんだん適当になってきている部分もあるかも・・・と反省。
今後も初心に返れるよう、このメモだけは捨てないことにしました(これがダメなのかな)。
ごく一部をピックアップしてみます。
●可能な限り顔を覚える。事務所の人らしき人に会ったらしっかり会釈する。
→秘書やパラリーガルもあわせると数百人いるので、全員を覚えるのは不可能。
そういう事務所ならでは、というマナーですね。
●言葉を大切にする。日本語の使い方は正しく。
→書面でも、句読点の使い方にわたるまで、細かくこだわっていました。
●マニュアル人間にならない。
→かつてやった仕事の固有名詞だけ変えるのはダメ。
●良い先輩から仕事のやり方を盗む。
あらゆる部分で優れた人はいない。悪い点も見ること。
●クライアントからお金をいただく以上、甘えは許されない。
弁護士はサービス産業である。
→弁護士は自分の仕事がサービス業だという意識に乏しい人が多いように思います。
●倫理観を確立し、それに反する仕事はしない。
→サービス業である一方、クライアントの言いなりになるということではなく、
倫理観に基づき、適切なアドバイスをすることも大切ですね。
●秘書に仕事を指示する際は、なぜその人がその仕事をしなければならないのか
理論的に納得できる説明を。
→事務作業の大変さは、この5年間で本当に実感しました。
最初の事務所では本当に多くのことを学ばせていただき感謝しております。
大切な同期や先輩後輩達とも出会い、今も交流しています。
私は自分のやりたいことがはっきりしたことでやめるという選択肢を選びましたが
いい事務所だったなあと心から思います。
4月1日から心機一転。
新人のつもり、くらいで頑張ろうと思います。
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