【弁護士会照会】弁護士会による違い
「せっかく登録替えしたので、第一東京弁護士会と第二東京弁護士会の違いをご参考までに」第1弾は、弁護士会照会のことを書いてみます。
弁護士が訴訟等の受任事件の資料収集をするための方法として、弁護士法23条の2に基づく、いわゆる「弁護士会照会」というものがあります。
この仕組みが、一弁と二弁とではちょこちょこ違うところがあるようです。
二弁のメリットに限っていうと
1.郵便での受付OK
2.郵便での受領OK(これは確か東弁もそうだったはず)
3.よくある照会については書式を会員サイトで完備
4.手数料の免除の該当性について(国選事件とか)、予め照会の書式自体に記載欄がある
5.三井住友銀行の口座情報開示が実現しているのは今のところ、東京では二弁のみ
というあたりです。
(※あくまでも個人的に感じたメリットです)
1、2、4は事務作業をしばらく自分でやっていた身としては結構大きく感じました。
通常は事務所の事務局が行ってくれるので(私も今は事務局にやっていただいているので)そんなに大きなメリットと感じない人も多いかもですが。
5については、資料収集の手段そのものが増えるので、依頼者にとっても大きいのではないかとは思います。
まだ使ったことないので、使い勝手は分かりませんが。
会によって仕組みが違うのは、会ごとの考え方の違いによるものだと思いますので、どこの会が良いとか悪いとか、そういうことではありません。
ただ、個人的には、上の5つの点が便利だなあと嬉しくなったのでした。
事務局なしで経営をされている弁護士の方にとっては、二弁の弁護士会照会の仕組みは便利かもしれませんね。
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