【研修】尋問技術を極める
弁護士会多摩支部で実施された反対尋問の研修「尋問技術を極める」を聴講してきました(そして、講師のアシスタントとしてメモ取り係を務めてきました。)。
講師はシリウス法律事務所の菅野亮弁護士&弊所の坂根真也弁護士。
冒頭陳述や主尋問、反対尋問、弁論についての法廷弁護技術の研修は日弁連や多くの弁護士会でも実施していますが、今回の研修は、すでに法廷弁護技術研修を受講していることを前提に、反対尋問について一歩先へ進もうというメニューでした。
模擬記録を題材に、どんな内容をどんな順序で聞くべきか、1日かけてじっくり検討しました。
大まかな流れとしては以下のようなものでした。
1.全体でブレインストーミング
2.受講生が指定された人物の供述部分を使った弁論を行う
3.当該弁論に必要な獲得ポイントを得るための反対尋問を行う
4.弁論・反対尋問が終わった時点でクリティーク・ディスカッション
通常の法廷弁護技術研修では、「反対尋問の作法を身につける」という側面が大きいのですが、この「尋問技術を極める」研修は「何をどのように聞くか」を徹底的に考えるという側面が大きいのかな、という感じでした。
勉強になりました(^^)
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