【家庭】親子の面会交流のありかた
面会拒否で親権者の変更を認めた、という報道がありましたね。
離婚などが理由で別居する親と子供が定期的に会う「面会交流」を巡って、離婚して長男(7)と別居した40代の父親が、親権者の母親が拒むため長男と会えないとして、親権者の変更を申し立てた家事審判で、福岡家裁が父親の訴えを認め、親権者を父親に変更する決定を出していたことが分かった。虐待や家庭内暴力が理由で親権者の変更が認められるケースはあるが、面会交流を理由にした変更は極めて異例。
福岡家裁:面会拒否で親権変更「父と交流実現のため」 - 毎日新聞
夫婦の間にはいろんなことがあります。
ときには離婚という選択肢を選ぶこともあります。
私も、女性側からも男性側からも、離婚に関するご相談を受けることは比較的多いです。
調停になれば、調停委員からも必ず説明のあることですが、
面会交流は、夫婦の問題と切り離し、あくまでも子どものことを考えてどうすべきかを考えなければなりません。
それも、お子さんの表面的な言葉などではなく、「本当に子どものためになるのはどうすることか」ということです。
もちろん子どもに対する暴力がある等、会わせられない理由がある場合もありますし、ケースバイケースです。
ただ、子どもは、親のつらい気持ちを敏感に察知するので、本当はもう一方の親に会いたくても、そうじゃないふりをしたりもします。
たとえ離婚したとしても、子どもにとって、親は親です。
親が一人の人間として幸せに向けて進むのと同じように、
お子さんが少しでも幸せに向けて進めるような選択ができるといいですね。
私も、離婚のご相談に限らず、依頼者の皆様からは、率直なご希望を伺った上で、
いろんな視点から、幸せに向けてどのような選択をすべきか一緒に考えさせていただきたいと思っています。
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