【講演】「責任能力を争う弁護活動」@青森
3月14日のホワイトデーは
青森で研修講師をさせていただきました(^_^)
テーマは「責任能力を争う弁護活動」です。
日弁連で責任能力に関する研究をするチームに所属している関係で
時々、研修講師として呼んでいただきます。
今回は、金岡繁裕弁護士(愛知県弁護士会)と一緒に青森へ。
青森は人生初!ですし、去年は出張に行かなかったので出張も久々でした。
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まずは前日入り。
いつも新幹線の中では寝てしまうのですが、今回は研修の準備も。
研修で実演する弁護人の「冒頭陳述」案を考えてみました。
夕方、到着し、まだ準備が残っていましたが、
夕食はせっかくなので「おさない」というお店でホタテフライ。
ささっといただいて、翌日に備えました。
研修当日は青森魚菜センターで早めに「のっけ丼」ランチ。
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そして、いよいよ研修開始です。
土曜日の午後1時から5時という4時間もの長時間、
責任能力というマニアックな分野の研修を受ける人はいるのかな・・・
と思っていましたが、
40人以上の出席者が!
(青森県弁護士会の会員は約110人ですので、3分の1以上にあたります。)
支部からいらっしゃった人もいましたし、
なんと泊まりでいらっしゃった人も。
金岡繁裕弁護士からは責任能力の知識面や鑑定書・鑑定人対策等を中心に
私からは捜査や裁判員裁判戦略を中心にお話をさせていただきました。
4時間枠、というのは他の弁護士会と比べても長めの枠でしたので、
時間は十分かな~と思っていましたが、最後はやっぱり駆け足に・・・。
アクシデントもありつつ、無事終わってほっとしました(^^)
青森の実情等も伺い、いろいろと勉強させていただきました。
以前、秋田県弁護士会でも同様の研修をさせていただきましたが、
秋田も青森も放火事案が多い、という共通点があります。
放火事案は、何らかの精神疾患が影響しているケースも多く、
「責任能力を争う刑事弁護」というテーマは青森では誰もが直面する可能性の高い分野のようです。
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青森には魅力的な観光地もいっぱいあり、ゆっくりしたいところでしたが、
朝一で帰京。
新幹線の時間まで少しだけ青森の景色をのぞいてみました。
滞在時間は短かったですが、皆さん、あたたかく、青森が大好きになりました。
次はもっとゆっくり訪れたいですね。
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