【ドラマ】「残念な夫。」に見る離婚事情 パート2
ドラマ「残念な夫。」、毎回録画して見ております。
離婚調停の場面となり、ちょっぴり法律色のあった第9回の昨日は・・・
「あれ私の事務所ブログの記事がドラマに反映されたのかな?」
と勘違いするようなセリフがありました笑
(←そんなわけないことはわかっていますが笑)
それほど、産後の夫婦関係を引っ張ることというのはよくあることなんだろうな~と再認識しました。
ドラマの中で離婚調停の場面が出てきましたが、
「あんなにいきなり一方当事者を責め立てる調停委員はいないかな~(感情的な調停委員はいるけど)」
「1回の調停の流れとして、1時間で交代じゃなく、30分交代でそれぞれから2回ずつくらいは話を聞くかな~(それぞれ長引くことはあるけど)」
などと心の中で細かいツッコミを入れつつ、それもドラマの醍醐味なので、楽しみました☆
***
毎回夫婦関係あるあるでいっぱいで、楽しんでおります。
これまで唯一残念だったのは、主人公の知里が仕事に復帰しつつ、
「やっぱり両立は無理」
と復帰を断念してしまったところです。
マタハラ(マタニティハラスメント)っぽかったな~と思いながら見ておりました。
この点は機会があればまた別記事で。
さてさて、あとは最終回を残すのみ。
ベタに復縁してくれることを願いますが、どうなるかな~。
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今クール、『残念な夫』というドラマが始まりましたね。
私の周りでも「残念な夫に対して反省を促せるのではないか」とにわかに話題になっています。
第1回の今日、大変楽しませていただきました。
女性弁護士ということもあり、離婚事件のご依頼をいただくことは比較的多いように思います。
女性側はもちろん男性側からも。
それは「離婚」には「複雑な女心」がつきものだからかもしれません。
不貞や性格の不一致など、離婚を望む理由は人によって様々です。
女性側から申し出るものもあれば男性側から申し出るものもあります。
女性側から離婚を望まれる理由の中で「産後の夫の対応」がよく大きな理由として挙がります。
それでもお子さんが大きくなるまでは・・・と離婚を控える女性も多数いらっしゃいますが、
そうして何年も経って離婚を改めて希望するにあたっても、
「産後のあのときの夫の対応に傷ついた」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
命がけで出産し、体も回復しない中でクタクタになった女性に対し、
「育児を担当するのは当然に母親だ」という姿勢で臨まれることで
心身共に疲弊し、その記憶はずっと残り続けるのでしょう。
女性にとって夫が“実際にどれくらい家事育児に関われるか”ということ自体も重要なのでしょうが、
それ以上に、関われないときに女性にどんな言葉をかけるかがより重視されるように思います。
タイムリーにFacebookでこんな記事がシェアされていました。
結婚しても男が「イクメン」や「カジメン」に絶対になってはならない理由 - 天狼院書店
自分の仕事を「手伝う」という人はいないだろう。
自分の仕事は「する」だ。
同じように、家事も育児も「する」のだ。
カジメン・イクメンは、家事をする、育児をする男性が珍しいから、あえてつけられた名称だ。
「カジメン」「イクメン」と言われることを誇らしいとか思ってはいけない。
家事をする、育児をする女性を「カジウーマン」とか「イクウーマン」などと呼ばない。なぜなら、当然のことだから。当然のことをしている人は、特別な名称では呼ばない。
特別な名称を与えられるということは、当然のことをしていない者だからだ
『残念な夫』の中でも「“手伝う”じゃない」と怒られているシーンがありました。
「夫」「父親」として「当然に育児をする」という姿勢になることで減る離婚もあるかもしれませんね。