【雑談】検察庁の地下ってどんなところ?
逮捕された依頼者の方と面会する場所は、通常は、警察署や拘置所です。
ただ、裁判所や検察庁で面会することもあります。
裁判所で面会するのは、主に、勾留質問の日や裁判が行われる日。
東京地方検察庁で面会する場合は、主に地下2階にある面会室です。
普通のエレベーターでは行けないので、ちょっと慣れない間はたどり着くのが難しかったりします。
地下2階で面会受付(「護送事務室」)に向かう廊下を通っていると、弁護士が立ち入ることのなさそうな部屋もあります。
今日も
「集中調べ室」・・・朝から晩まで閉じ込めて自白するまでずっと取調べする部屋みたいだな(今はそんなことしたら問題になりますけどね)
とか
「連行員控室」・・・強面の連行担当者の控え室っぽいな
とか(しょうもない)想像をしながら歩いていました。
何度も来ていても、無機質で扉だらけの地下2階は方向感覚がなくなり(方向音痴なだけかもしれませんが)、どちらから来たか迷うこともあります。
地下2階の面会室は混み合っていることも多く、急ぎで会いたくても「面会室に空きがなくて会えません」と言われることもあります。
そういうときには、「丁寧に」お願いして、空いている取調室などで面会をすることもあります。
(他の地検であった検察庁からの逃亡事件があって以来、以前よりいろいろと厳しくなっているようですが)
ちなみに、地下2階と異なり、法務省→地検→家裁をつなげる地下1階にはコンビニやレストラン、売店などがあります。
売店の中には、マニアックな捜査機関向け書籍を売っている書店や
「マル獄」シリーズを買えるお店もあったりします。
(マル獄シリーズは以下のサイトなどをご参照) ↓
弁護士ブログのランキングに参加してみました。
足あと代わりにぽちっとしていただけると更新のはげみになるかも♪