【テレビ】NHK昔話法廷と刑事弁護
NHKで3日連続で放映された「昔話法廷」。
誰もが知っている昔話をモチーフに裁判を行うという番組です。
弁護士の間でも結構話題になっています。
1話目:3匹のこぶた
2話目:カチカチ山
3話目:白雪姫
そういえば弁護士会の法教育委員会の出張模擬裁判の教材の中にもありました。
(それも題材は3匹のこぶただったかな)
小学生には分かりやすいだろうけど、なんとなくシュールで現実味がなくて使いにくいね、っていう位置付けになっていた感じですが笑。
日本昔話やグリム童話って、大きくなってから冷静に読むと実は残酷だったりしますよね。
昔、話題になった『本当は恐ろしいグリム童話』、当時、はまりましたが、結構怖かったな。
なじみのある「桃太郎」も、立場を変えれば、違う見え方があります。
「正義」の名のもとに悪者を一方的に責めるのは簡単なことで、それは実際の刑事事件でも同じことだと思います。
無実を主張する方の弁護というのはまだ必要性を理解されやすい。
それに対して、実際に犯罪を犯してしまった人については「なぜ悪い人の弁護をするの?」とよく質問されます。
でも、たとえ犯罪を犯してしまった人であっても、それぞれいろんな側面があります。
私達刑事弁護人は、そこに光を当て、適切な処分を求めることが大切な役割だと思っています。
さて、本題の昔話法廷ですが、実はまだ録画を見ていないので、早く見たい!
とはいえ、明日からは日弁連で3日間にわたる法廷弁護技術研修で講師の末端の末端を務めなければなりません。
お盆は、弁護士も仕事がなく全国から人が集まりやすいからという理由からお盆に開催されるのですが、お盆に3日間の研修というのは講師側も結構ハードな体力勝負です・・・。
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